川だけで日本列島を描いてみたら地形の骨格が浮かんできて楽しい
日本は河川の多い国として知られていますが、今回、川だけで日本列島を描いてみたら地形の骨格が浮かんできて面白いと話題になっています。
川だけで日本列島を描いてみたら地形の骨格が浮かんできて楽しい。
利根川・石狩川はやっぱり目立つし、日本アルプスの水を集める天竜川にはどこか力強さを感じる。
日本の一級水系は109個。海に出られない淡水魚にとって、別の水系は宇宙のごとく遠いのかも・・・ pic.twitter.com/VwFicpAn0C— にゃんこそば🌒データ可視化 (@ShinagawaJP) June 14, 2021
今度は河川の流域を塗ってみる。
日本海⇔太平洋の分水嶺という観点で眺めてみると面白い、という話は100回ぐらいした気がする・・・🧐・敦賀湾(福井県の日本海側)から5km地点に降った雨が琵琶湖→大阪湾に流れる
・内浦湾(北海道の太平洋側)から1km地点に降った雨が尻別川→日本海に流れる pic.twitter.com/KDk6gyaIiU— にゃんこそば🌒データ可視化 (@ShinagawaJP) June 14, 2021
流域界、文化人類学的な意味合いでも語られるけど淡水魚にとってはひとつひとつが国のようなものか・・・(まだ魚の話をしてる🐟)
ひとつだけ注意書きで、このデータは人工衛星で観測した各地点の標高から河川・流域を自動計算しています。なので、江戸川などの水路は未反映です🙇 pic.twitter.com/hnnZj3EjNY
— にゃんこそば🌒データ可視化 (@ShinagawaJP) June 14, 2021
うっすら地形を加えてみると、山地と平野で川の形が異なることに気づく。
上流では毛細血管のように谷筋を走り、下流では大動脈となって海に注ぐ。水流(侵食・運搬・堆積)の力加減が美しい。※利根川・那珂川など、隣り合った水系で色が被っている箇所があったのでついでに修正。 pic.twitter.com/PSw1u3Ca0Q
— にゃんこそば🌒データ可視化 (@ShinagawaJP) June 14, 2021
ネットの反応
ところで川と言えば鉄橋、鉄橋と言えば大都市の鉄道にもありますが、大手私鉄では規模の小さい相模鉄道はともかく、四番目に大きな西武鉄道だけ、巨大スパンの鉄橋がありません。これは多摩川と荒川の分水嶺に路線網があるからだとか。
— こうやまP提督㌠フレンズトレーナー (@benjyama) June 14, 2021
いわゆる天井川は西日本、特に関西、そのまた特に滋賀県に多く、日本全体の1/3が滋賀県にあるとか…
— こうやまP提督㌠フレンズトレーナー (@benjyama) June 14, 2021
甲武信ヶ岳が、荒川、信濃(千曲)川、富士川の3水系の源流なだけじゃなく、利根川水系も混じってることに驚き。
— ナメQ (@name_cue) June 14, 2021
関東を中心に太平洋側で猛威をふるった一昨年の台風で何故千曲川が?と思うのですが、信濃川水系は広いのですね。水源は甲武信ヶ岳で支流も含めると荒川や利根川に流れるような雨が信濃川にも流れていることを意識しないといけないです。
— せっかち王子 (@irachine) June 14, 2021
石狩川水系の広さやばすぎませんかwwww
— 聖良紅牙@悪堕ちなう! (@gr_starneon) June 14, 2021
大阪の大和川下流と東京の玉川上水は、日本の二大「人工河川」ですからね~。
— こうやまP提督㌠フレンズトレーナー (@benjyama) June 14, 2021