折れ耳のスコティッシュフォールドの「スコ座り」。『かわいい』の影で、彼らが痛みに苦しんでいることを多くの人に知って欲しい!
折れ耳のスコティッシュフォールドの「スコ座り」は痛みに苦しんでいるという投稿をした獣医の方のツイートが反響を呼んでいます。
折れ耳のスコティッシュは軟骨の異常により、必ず関節炎を発症すると言われています🔥痛む関節に体重がかからないように、彼らが考えた苦肉の策が「スコ座り」。"かわいい"の影で、彼らが痛みに苦しんでいること。もっと多くの人に知ってもらいたいです🐈 pic.twitter.com/r1tgdTCJVP
— 獣医にゃんとす🐾 (@nyantostos) 2019年11月1日
これを知らないスコ主さんも結構いて、ショックを受ける人も多いです。とにかく関節に負担がかからないように気をつけてあげて。太らせない、高いところへはワンステップはさむ、すべらない・柔らかい床にするなど、日頃からのケアが大切です✨スコに罪はないので、愛情たっぷりで幸せにしてあげて🐈
— 獣医にゃんとす🐾 (@nyantostos) 2019年11月1日
たくさんの方に拡散していただきありがとうございます🙇♂️補足させてください。
スコティッシュの関節炎の原因は「骨軟骨異形成症」。簡単に言うと突然変異で軟骨が硬くなってしまう病気。折れ耳も耳介軟骨が硬くなったものです。この軟骨の異常が、四肢の関節軟骨でも起こることで関節炎を発症します。— 獣医にゃんとす🐾 (@nyantostos) 2019年11月2日
ですので、基本的には折れ耳のスコさんは程度の差や発症時期に違いはあれど、ほぼ確実に関節炎を発症すると言われています。立ち耳のスコさんは折れ耳スコさんよりはリスクは低いと考えられていますね。それから→
— 獣医にゃんとす🐾 (@nyantostos) 2019年11月2日
誤解しないでいただきたいのは、スコちゃんを迎え入れた飼い主さんを責めたいわけでは全くありません。一人でも多くの人にスコちゃんの苦しみを知ってもらい、一匹でも多くのスコちゃんたちが幸せになってほしいなぁと。そしてこれ以上痛みに苦しむスコを増やす繁殖はして欲しくない。それだけです。
— 獣医にゃんとす🐾 (@nyantostos) 2019年11月2日
それから少し話は逸れますが、スコティッシュ以外の猫ちゃんも高齢になると関節炎を発症することがあります。上記のような症状がある場合は、関節炎の可能性があるので、一度動物病院で診てもらうのが良いでしょう🐈
— 獣医にゃんとす🐾 (@nyantostos) 2019年11月2日
ネットの反応
無理な交配の結果生まれてきた猫種なので、雑種猫と比べて関節炎以外の病気も多いですよね。。次女スコさん、大変ですが、とても幸せですね。
— 獣医にゃんとす🐾 (@nyantostos) 2019年11月1日
猫は痛みを隠す動物なので、あまり鳴きません。動きが鈍くなったり、高いところに登らなくなったり、遊ばなくなったり…といった症状がある場合、関節炎の可能性があります。
— 獣医にゃんとす🐾 (@nyantostos) 2019年11月1日
動物には「かわいい」だけで済まされない身体の問題が
あることを本当にもっとたくさんの方々に知って戴きたい
ですね。— DORA (@DoraXjdkf086) 2019年11月2日
スコティッシュもそうだけど、マンチカンも増やさないでほしいです。
それと、鼻が短すぎるペルシャも息がしにくいからかわいそう。
普通の猫が一番。
でも、家の猫は元保護猫とはいえ、ペルシャです。😥— おばさんですが、バイエル頑張ってます。 (@fuyunenastunfe) 2019年11月2日
スコティッシュフォールドは元々一匹の突然変異した猫がオリジンなのですよね。
サラブレッドもそうですが、人間の都合で品種改良する事には違和感を感じます。一方、品種改良された畜産動物から多くの恵みを得ていることも事実なのですが。
人間の欲望はどこまで許されるのか、考えさせられます。— acidhead (SCG003C) (@acidhead09) 2019年11月2日
命が毎日殺処分されてるのに利益優先で量産する生体販売は狂っていると思います。ヒカキンがスコを飼い話題になりました。影響力ある有名人は困ります。国や自治体は野放し状態。買う方が大事にする。ショップの猫の方が健康、と生体販売の裏側を知らない人が多すぎます。保護犬猫を知ってほしいです。
— まめぞう🐴🦌 (@mameta7878) 2019年11月2日
かかりつけの獣医師さんはそのせいでスコちゃんを猫の品種として認めたくないって言ってました。
うちの猫は近親交配で軟骨が弱くなった結果の折れ耳です。— 上条大翔 (@shWH73l9hplR2lG) 2019年11月2日
スコティを迎え入れる人には罪は無く、繁殖させない、が正しいと思います。ウチの子はミックスですが関節に痛みを感じだしています。獣医さんに言われるまで知らなかったのですが、売る側も考えて欲しいものですね。
— Ram―Coke@趣味垢 (@hige_bourbon) 2019年11月2日
ひどい骨瘤種で、幼い時から痛みに苦しむスコを知っています。猫に負担を強いる品種改良は反対です。
メディアでスコは可愛い大人しいと煽らないでほしい。
裏にある問題ー奇形を増やす品種改良や、悪徳繁殖業者の問題こそを取り上げてほしい。— nekobaka (@nene69970754) 2019年11月2日
抱っこが嫌いな猫ちゃんは結構いますので、性格の可能性もあると思いますが、関節炎の可能性も十分あると思います。一度獣医さんにみてもらうと良いかもしれませんね。
— 獣医にゃんとす🐾 (@nyantostos) 2019年11月2日
小型犬の多くは老後に膝関節を悪くし、中にには若いうちから亜脱臼起こしてる子もちらほら。
また頭蓋骨を無理に小さくしたため脳や眼球が収まりきらず発作起こしたり角膜炎起こしたり。
顎も小さいので歯並びも悪くなって色々な健康被害が出たり。
長文失礼しました。— じぃじ@モンハン中毒者 (@jiijinosyumiaka) 2019年11月2日
私もこの記事を読むまで知りませんでした。
やっぱり人が手を加えた配合は自然ではないと思います。
(特に犬)
可愛いから、小さいからで作られて犠牲になるのは動物ですからね…— さび🌸桜 (@sabi369) 2019年11月3日