雪山などでのアイスクライミング後にロープで降りるポイントに残置されているスリングが切り刻まれ使うと死ぬ可能性のある罠として設置されているという投稿がされました。
ロープでの降下ポイントでのロープに死ぬ仕掛けが
山岳ガイドからの報告。
アイスクライミング後にロープで降りるポイントに残置されているスリングが、切り刻まれていたと。
雪で気付かずに使うと死ぬ仕掛け。
最近、岩場では何者かによるチッピング(岩を壊してクライミングルートを改造or破壊する最悪の行為)も相次いでいるし、不穏な空気です— ジミーちゃん (@0816Jimmy) 2019年1月30日
クライマーの転落事故を狙った行為
当然ですが、もしこれが本当にクライマーの転落事故を狙った行為なのであれば、殺人未遂事件です。
死亡予見性は高く、救助も困難な場所で高所ですから死亡可能性も高いです。
また、山岳救助体制への重大な挑戦、テロ行為と言っても過言ではないでしょう— ジミーちゃん (@0816Jimmy) 2019年1月30日
「アックス(ピッケル)で誤って切ってしまっただけでは?」
いえ、アックスは先端部のみ鋭く、刃の部分は平らなんです。
スリングを切るためには硬い氷の上に拡げて置くか、ピンと引っ張った状態で叩かないと無理。
幅2cmの帯の四ヶ所が偶然切れるなんて天文学的な数字です…— ジミーちゃん (@0816Jimmy) 2019年1月30日
「アイゼンで踏んでしまったのでは?」
スリングが凍結していて、硬い地面か氷上にあるか、スリングがピンと張られている状況で、
それなりの力で一気に踏み込めば切れるでしょう。
ただ、やはり一本のスリングの4ヶ所をアイゼンで切れるか? というと、かなりの偶然が重ならないと…と思います。— ジミーちゃん (@0816Jimmy) 2019年1月30日
ネットの反応
懸垂下降というロープに身を預けて急峻な崖を降りる技術がありまして、そのロープを固定する場所がこの残置スリングなんです。
なのでロープに体重を預けて降りようとするとこのスリングが切れてそのまま転落するという訳です。— やまさん (@ac2759) 2019年1月31日
基本的に自分がセットしますが、持って帰れないのでその場に残されます。
次に来た人が新しく残すとゴミだらけになるので、古いものを回収して自分のものと入れ替えますが、
人気のエリアだと1日に何組も登ったりするし、わざわざ新しいものに入れ替えず 既に置いてある物を使う事も多いです。— ジミーちゃん (@0816Jimmy) 2019年1月30日
「聖職の碑」って映画思い出した。
イタズラで山小屋焼かれてて、登山した学校の生徒達の多くが遭難死する話。実話だそうだけど今も昔も酷いヤツが居るんだな、— まよわ (@o_t_o_o) 2019年1月30日
ひえー。クライマーがやったんじゃないと信じたい。けど場所が場所だけに…
これは残置が信用出来ないって話とは別の次元ですよね。
あくまで安全性の話であって、こんな悪意まで想定してたらどこも登れなくなるよ。残置使わなきゃいいじゃんなんて本質じゃない。— なんですか (@ohmuro2015) 2019年1月30日