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ネットで新元号を基にした謎ストーリーでの大喜利合戦始まる
新元号が4月1日に迫る中、新元号予想も盛り上がってきていますが、そんな中「新元号は●●です。」で始まる謎のストーリーでの大喜利合戦がネットで始まっていますwww
新元号は平成です
菅官房長官が口を開く。
「新元号は…」「平成です」
館内でどよめきが起った。そこにいたはずの菅官房長官は、いつのまにか小渕官房長官に変わっていた。時は巻き戻り、人々は激動の平成を忘れる。そしてまた平成が始まるのだった。— piyo☆ (@hiyokonokokoro) 2019年3月29日
「新元号は平成です」
会場の記者たちが筆を走らせる。フラッシュが無数に焚かれる。何人かの貴社が会場の入り口に向かう。
はて、私は、不思議と平成を知っているような気がした。そんなはずもないのに。
私はポケットから――何を取り出そうとした?
携帯電話は肩からかかっているのに。私は。— 聿竹年萬 (@ItsutakeDemboku) 2019年3月29日
「新元号は平成です。」
状況についていけない記者達は互いに顔を見合わせ、会見場は静まり返る。
掲げられた色紙が聞き間違えではないことを告げる。
舞台袖から現れた政府関係者も困惑した様子で官房長官に詰め寄る。
そんな中、当の本人はいつものすまし顔で独り呟く。
「もう、3回目ですよ。」— シミュラクラ@Vtuber推し (@Vtuber_TTT) 2019年3月29日
新元号は〓〓です
「新元号は〓〓です」
官房長官が口にしたのは、人間には発音不可能な冒涜的な音声だった。それを聞いた記者たちのうち何人かは精神に異常をきたし、あるいは長官の背後に名状しがたいおぞましい影が蠢いているのを見たものもいた。
新時代が、始まる。— 風のハルキゲニア (@hkazano) 2019年3月29日
新元号は、照和です
「新元号は、照和です」
満面の笑みで発表した総理の言葉に、記者たちはどよめいた。かつての「昭和」とあまりにも類似していたが、総理は意に介していないようだった。それは東京オリンピック、大阪万博に続く、高度経済成長期を再現する国家的呪術の、最後の仕上げだった。— 風のハルキゲニア (@hkazano) 2019年3月29日
新元号は0xです
「新元号は0xです」
どよめく記者。
「官房長官!0x9年間の次は、0x10年なんですか?それとも0xA年なんですか?」
両手を掲げる官房長官。その手には指が16本あった。
「くだらない質問は慎んでください。『われわれ』にとっては自然な元号です」
— ねこ院生のーふぉん@7,000円 (@4th_No_Fon) 2019年3月29日
新元号は%sです
「新元号は%sです」
官房長官が口にしたのは、プログラマにとってあまりにも些細なバグの一つだった。ギリギリまで新元号の発表を控えたため、可変的な仕組みの実装が進められていた。しかし、誰しもが予想していなかったのだ。官房長官の原稿をきちんとテストしていなかったことに。新時代が、始まる— むぎ (@MUGI1208) 2019年3月29日
新元号は伊るです
官房長官「新元号は伊るです」
記者「"伊る"とはどういう意味ですか?」
官房長官「伊るは伊るですよ。分かりませんか?」
記者「あ〜そうかそうだった伊るでしたか〜アレ……か、か」
[記者は突然無表情となり、約5秒間にわたって眼球を左右に激しく痙攣したように動かした]— Cufe*s (@iCufe99) 2019年3月29日
新元号は大化です
「新元号は大化です」
官房長官はいつのまにか紫の冠と袍に身を包み、手に笏を持っていた。記者たちの服装も飛鳥時代のそれに変わっていく。徐々に現代の記憶をなくしていく中、不思議な幸福感に包まれながら、それもいいかもしれない、と誰もが思った。
最初からもう一度やり直すのだ。— 風のハルキゲニア (@hkazano) 2019年3月29日
新元号は私です
「新元号は私です」
菅官房長官が告げた瞬間、大地を揺らし轟音を轟かせ、目にも留まらぬ速度で変形してゆく。
「私はそこにはいません。ですが常にそこにいるのです。では、さようなら」
そう言った長官は光に溶け、時空の狭間に消えていった。
光に揺られ、皆の記憶から人が1人だけ、消えていった。— かいわれテトラ (@watercolor5813) 2019年3月29日
新元号は文禄です
「新元号は…文禄です。」
官房長官がそう告げた瞬間、私の目の前は真っ暗になった。
ふと眼を開いてみると、そこは存在しないはずの聚楽第…栄華を極めた豊臣家。栄華?…違う。私は今度こそ止めねばならない。これから起こる悲劇…秀次様切腹と長期化する異国出兵…
豊臣家の未来を救え!— 石田三成 (@zibumitunari) 2019年3月29日
新元号はありません
「新元号はありません」
官房長官が告げた瞬間、記者たちにどよめきはなかった。そうか、やっぱりそうだったのかという安堵だけがそこにあるかのようだった。
「五月から先はありません。そこが時間の終わりなのです。では、さようなら」
そう言った長官もまた、奇妙な安堵に包まれているようだった。— 大西科学 (@onisci) 2019年3月29日