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【貧困】フィリピンのスラム街「スモーキーマウンテン」の悲惨な現状【貧民街】
フィリピン・マニラ北部の「スモーキーマウンテン」はスラム街として多くの人に知られています。
スモーキーマウンテンとは
スモーキー・マウンテン(英語: Smokey Mountain)とは、フィリピンマニラ市北方に位置するスラム街のことである。
かつては海岸線に面した一漁村であったが、1954年に焼却されないゴミの投棄場になった。それ以来からマニラ市内(マニラ首都圏)で出たごみが大量に運び込まれ、ゴミの中から廃品回収を行い僅かな日銭を稼ぐ貧民(スカベンジャー)が住み着き、急速にスラム化した。
スモーキーマウンテンは、漫画『ONE PIECE(ワンピース)』で、作品の舞台「グレイ・ターミナル」のモデルとして紹介されている場所です。
スモーキーマウンテンには8000人以上もの人々が住んでおり。その70%近くがごみ拾いをしており、非常に苦しい生活を強いられています。一人の大人が一日に稼ぐことができるお金は、だいたい100ペソ(日本円で200円前後)程度と言われています。
1995年に、政府は、国のイメージが損なわれることを理由に閉鎖し、住民の強制退去が行われたが、住民たちは、スモーキー・バレー(パヤタス・ダンプサイト)をはじめとする別の処分場周辺に移り住んだ。パヤタス・ダンプサイトが現在のスモ―キーマウンテンとして知られている。
動画(スモーキーマウンテンのスラムの現状)
Manila's Smokey Mountain Slum
スモーキーマウンテンの現状は、日本人の「四ノ宮 浩」監督により、スモーキーマウンテン3部作(「忘れられた子供たち スカベンジャー」、「神の子たち」「BASURA バスーラ」)としてドキュメンタリー映画化もされている。
下記の動画は「神の子たち」をサンプルに編集されたものです。
ゴミ捨て場の子供達 【特別編集版】_1/3
ゴミ捨て場の子供達 【特別編集版】_1/3
ゴミ捨て場の子供達 【特別編集版】_2/3
ゴミ捨て場の子供達 【特別編集版】_2/3
ゴミ捨て場の子供達 【特別編集版】_3/3
ゴミ捨て場の子供達 【特別編集版】_3/3
スモーキーマウンテンの現在
デレッチョ フィリピン編 第17話 スモーキーマウンテン インタビュー編1
デレッチョ フィリピン編 第18話 スモーキーマウンテン インタビュー編2
デレッチョ フィリピン編 第19話 スモーキーマウンテン インタビュー編3