「君のような人間を、靴磨きの少年と言うのだ」株とか投資やってみようかと詳しい人に話したら・・・
株とか投資をやってみようかという話を投資に詳しい人に話したら「君のような人間を、靴磨きの少年と言うのだ」と言われた話が反響を呼んでいます。
そういや最近、ふと、株とか投資とかやってみようかなと思ったんだが、その話をそっち系の知人に話すと、
「君はすごいな」と返され、
よくわからんが、
「まぁそれほどでも」
と愛想笑いを返すよ、
「君のような人間を、靴磨きの少年と言うのだ」
と言われた。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
なんでもその昔、とある投資家が、靴磨きの少年に靴磨きを頼んだ。
靴を磨いている間、投資家は経済新聞を読む。
それを見て、世間話のノリで、少年は、「旦那、次は○○の株があがるそうですぜ」と言った。
それを聞いた投資家は、すぐに自分の持っていた株を売り払った。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
それから程なくして、市場は類を見ない大暴落となり、多くの人が大損、中には財産を失い身投げをする者すら多発した。
間一髪で売り抜けた投資家は、靴磨きの少年の話をする。
「靴磨きの少年ですら投資の話をしだすのだ。これは市場は危ない証拠だと思ったのだ」と。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
市場というのは、上り調子で、「確実に儲かる」状態の方が危険なのだという。それはもう飽和一歩手前で、そこまで加熱すると、下げ幅もものすごい。
その直前となると、「儲かる」という情報だけが独り歩きし、普段投資に縁のない者まで寄ってくる。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
「靴磨きの少年」は、基本的に、「金のない貧乏人」である。しかも少年だ、高等な経済の教育など受けているわけがない。そんな子供ですら「○○に投資すれば儲かる」という話をしだしたのだ。
これ以上の危険信号はない。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
だがこれにはさらに別の意味もあり、「高等に高騰が続き、大暴落直前」という空気は、その界隈に精通したものなら、「なんとなく分かる」。「ああ、もうすぐ来るな」と気づく。なので、最後の書き入れをする。
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
「今なら絶対儲かります」「簡単確実!」と、ノウハウを教える形で、無知な者を客にして、最後に荒稼ぎするのだという。
事実、先の大暴落の時、身を投げたのも、「確実に儲かる」の言葉を鵜呑みにして、全財産を突っ込んだ、「シロウトたち」だった。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
「市場が限界に達する」→「暴落直前」→「なにも知らないシロウトを食い物にする者が現れる」→「鵜呑みにしたシロウト衆が投資を始める」→「普段そんな話をしない靴磨きの少年まで投資に興味を持ち出す」→「暴落のカウントダウン」→「大暴落」という仕組みなのだという。
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
「普段君は、投資なんて興味持ったことがなかったろう? なんで急に言い出した?」
「なんか、今が狙い目だとか、一年でこんなに儲けた、的な話を聞いて・・・ちょっとやってみようかなと」
「それだよ。君の耳に入っている段階で、もうヤバいってことだよ」— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
「普段耳に入らない情報が入るってのは、偶然じゃない。興味のない知識のない者の耳に情報を入れてその気にさせ、得するやつがいるってことだ。沈みかけた船に乗せて、乗船料を取るようなモンだ。今の君はまさに”靴磨きの少年”なんだよ」
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
「ホントかねぇ」と思ってたら、先月に仮想通貨関係の相場が暴落し、有名所の投資関係の専門家が、口を揃えて
「今は株を買うな」「今は始めるな」の状態となったと聞いて、人間期せずして「炭鉱のカナリア」になってることてのがあるもんだなとゾッとした。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
ちなみに「靴磨きの少年」の逸話、有名な相場師だったケネディ大統領の父親の話なのだが、後世に、これも作り話だと分かる。実際は、内側からの情報のリークでわかったのだが、違法ギリギリの行為だったので、ごまかすために周りに話した創作だったそうな。
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
このケネディの父親、かなりダーティーな相場師だったようで、宣伝で一般投資家を募り、意図的に相場を上昇させ暴落寸前にしてから自分だけ売り抜けるというような倫理的に問題のある方法で稼いでいた人物であり、なんのことはない、「靴磨きの少年」の耳に囁いている張本人だったわけだ。
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
よく「確実に儲かる儲け話があるのなら、誰にも話さないはずだ」と言うが、その手の話は、けっこう実態はこういうものかもしれないねぇ。
「確実に儲かるよ、俺がね」という・・・— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 2, 2021
ネットの反応
FF外から失礼します。簡単に言うと、カナリアという生物は有害気体に敏感→炭鉱というのはやばい気体が充満している可能性が高い→炭鉱にカナリア連れてって、カナリアが叫び始めたらヤバいから早く逃げっぞ。という話です。ここではカナリア=投資始めるなと教えくれる投資家達、だと思います。
— 砂浜 (@33_1G) March 2, 2021
株式投資で1番儲けられる人は暴落の時に株式を買える人
次に儲けられる人は自分で決めたルール通りにコツコツと積み立てたりなどの分散投資が出来る人
次に儲けられるかもしれない人は優待や配当金などしかみないで買いっぱなしで塩漬けにしたりする人
そして儲からない人が雰囲だけでやってる人— ヤーユ@ポッピンパレット(ガルパ4周年を心待ちにしすぎている人) (@Yayu_play) March 3, 2021
靴磨きの少年は有名なお話ですよね。
連想する言葉は「悲観は買い場、楽観は売り場」という感じですね。
この一年間の相場はまさにそんな感じもあります。
ただ、大暴落が今年くるかは分からない気もしますが。— 大石倉之助 (@kuranosukeOh) March 2, 2021
価値ある情報は知られた時点で価値が無くなり、無料で得られる情報ほど価値がなく出所を調べないと痛い目を見るという話を聞いた
— 腹黒男爵 (@H6G5DvviYHh8pxa) March 2, 2021
社会について考察する際には、「誰が得をするか」ということと、その他者の得によって「誰が損をするか」について同時に気を付けるべきということか。
お金が絡む話は、必ず損得が根底にある事を前提に動かなければならない。— Kyohei (@raou0418) March 2, 2021
株は買う人がいるから本来の価格以上に値段が上がる
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末端の靴磨きの少年まで購入しようとしている
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もう購入する層の枯渇が始まっている
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本来の価格へ降下
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本来の価格がわからない層が投げ売り
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本来の価格以下の値段へと暴落という解釈だったのですが
そういった解釈があるのですね— あらせふく (@arasehuku) March 2, 2021