中学生が包丁研ぎにハマり全国からタダで依頼を引き受けているのは他の研ぎ職人の所得を消滅させる行為
中学生が包丁研ぎにハマり職人に弟子入りして、タダで依頼を引き受けていることを問題視する投稿が反響を呼んでいます。
中学生が趣味で包丁研ぎにハマり職人に弟子入りして全国からタダで依頼を引き受けていると地上波で美談のように放送されたが、それは他の研ぎ職人の所得(付加価値)を消滅させる行為。デフレマインドもここまでくると世も末。
— 中村僚(書籍編集者) (@italyno10) November 28, 2021
同じようなことはあらゆる業界で起きていて、例えば写真でも1日5万円でプロに頼むより、ちょっと写真がうまい友人にタダで頼むということが常態化してる。
まぁ写真の場合は機材が進化してたり、近しい友人の方がいい表情になったりするのでまた少し事情は違うけど。
— 中村僚(書籍編集者) (@italyno10) November 28, 2021
個々人がより安い価格を求める消費行動は合理性がありそれを咎めることもできない。ただ国中で価格下落競争が起きているのが今の日本で、金の動きが悪く経済が停滞するのは必然。
故に減税や積極財政で金回りを良くするのが政府の仕事なんだが、今この状況で増税を議論をするのが日本です。狂ってるね
— 中村僚(書籍編集者) (@italyno10) November 28, 2021
ネットの反応
ローンの終わった自宅兼店舗で年金生活の老夫婦が薄利で営んでおられるラーメン店が安くて人気だったりするとモヤります。その近隣に新規で若い人が融資を受けて返済しつつ店営業なんてとてもできません。
— Sei (@sei_n) November 30, 2021
最近テレビでオモウマい店というのを見たんですが、大盛り飯を低単価で提供し、店主の「儲けは二の次で多くの人に美味しいもの安くお腹いっぱいに食べてもらいたい」という計らいで、これも美談として放送されていました。
一方で儲けを出さないと潰れてしまう飲食店のことを思うとなんだかなぁと…。— 雑学情報📚を発信📢しているケイ the 雑学 (@mikaitabi) November 30, 2021
うちの家族全員言ってました。俺達が言いたかった事は、包丁研ぎの子もお金の事言って良いんだよって。
— ワタリー (@WATARYs4) November 29, 2021
イタリアの民謡に「はさみとぎ」というのがあり、小学校の音楽の教科書に載っていました。「お金は後だ仕事が先だ」という歌詞がありました。ちゃんとお金をもらってこそ、プロの仕事ができるというものですね。
— ystkgknu (@fuetetsu) November 29, 2021
中学生ではあるけれども、対価として収入を得るに値する行為であるということを周りの大人が教えるべきなんだろう
そうでなければ趣味。辿ると根本はボランティアを賛美しすぎる点が浮かび上がる— フリサポ2 (@jubispultrin) November 30, 2021
ダンピングですよね
— くまス (@kumasu3) November 29, 2021