【泣ける絵本】怒られてばかりの少年の七夕の願い『おこだでませんように』が感動的だと話題に!
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ぼくはいつもおこられる。いえでもがっこうでも…。きのうもおこられたし、きょうもおこられている。きっとあしたもおこられるやろ…。ぼくはどないしたらおこられへんのやろ。ぼくはどないしたらほめてもらえるのやろ。ぼくは…「わるいこ」なんやろか…。ぼくは、しょうがっこうににゅうがくしてからおしえてもらったひらがなで、たなばたさまにおねがいをかいた。ひらがなひとつずつ、こころをこめて…。
「ぼくは いつも おこられる。」
女の子を驚かせて、妹を泣かせて、友達に先に手を出して、といつも怒られる少年。
ちゃんと理由があるのになぜか怒られるそんな落ち込んだ少年が、七夕の短冊に書いた願い事に胸が締め付けられます。
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よく子供を叱っているお母さんはハッとさせられる内容もあるかもしれません。子供の側にもそれなりの理由もあるかもしれない、一度子供の側に立って考えてみるのもいいかもしれません。
【作者のくすのき しげのりさんよりコメント】
『おこだでませんように』について
お母さんや先生や友だちに言うのではなく、七夕様のお願いの短冊に、一文字一文字けんめいに書いた「おこだでませんように」。このお話の「ぼく」にとって、それは、まさに天に向けての祈りの言葉なのです。子どもたち一人一人に、その時々で揺れ動く心があります。そして、どの子の心の中にも、祈りのような思いがあるのです。私は、そんな子どもたちの心の動きや祈りのような思いに気づくことができる大人でありたいと思います。
■読んだ人の反応
『おこだでませんように』(小学館 くすのきしげのり 石井聖岳)学校でも家でも何をやってもうまくいかず、おこられてばかりの男の子、七夕の願い事は「おこだでませんように」。涙なしでは読めませんでした。お母さん、お父さん、先生など大人にも読んでほしい一冊です。(児童名作2012)
— 静岡書店大賞bot (@sst_bot) 2017年8月21日
「おこだでませんように」という絵本、読み聞かせしていたら、最後の方で涙してしまった。「いつも怒ってごめんね」と素直に子供達に言えた(笑)。いつも1人反省会しちゃうママに、これはオススメ!
— ponpon (@tanupon08) 2017年8月1日
おこだでませんように https://t.co/048j6oIvF6 叱ると怒るは違う。教育、子育ては難しい。自分がいう立場ではないけれど。大人になるとみんな聖人君子になると思っていた。でも、みんな大人になっても欠点がありまくり。#おこだてませんように
— GUILE MATSUNO (@GUILEMATSUNO) 2017年7月15日
さっきテレビでやってた、“ちょっとだけ”っていう絵本。以前、本屋でひと読みぼれして買ったのですが、私はいつ読んでも号泣しちゃう。。。
“おこだでませんように”は、昨年、中学のよみきかせ会で読んだ。意外にも中3男子がウルウルしていて、なんだかこちらまでほっこりでした♡*— アボカド (@240131120803srs) 2017年5月27日
是非皆さんも『おこだでませんように』を読んでみてください!