とある小学生がつくった【ぼくは虫が嫌いだ】という題名の自由研究がピュアで感動を呼ぶと話題になっています。
ぼくは虫が嫌いだ
企画で小学生の自由研究が展示されてたんですけど、物凄いものを見てきました。題名【ぼくは虫が嫌いだ】です。この虫のこんなところが嫌い!と主観たっぷりに始まるんですけど、中を開くと詳しい生態や上手なイラストが。ここまで調べてたらもはや好きだろ!と思いつつ、全部見て最後のあとがき(続)
— ねねさん (@nene3san) 2019年1月15日
「(意訳)嫌いな虫を自由研究にしたせいでずっとぞわぞわしていた。足の皮を向いたらそれが虫に見えて嫌だったし、夢にも出てきた。(中略)でも地球にとってとても大切な存在。僕は守りたい。」で締められていた。そしてちっちゃく「でもやっぱり嫌い!」(続)
— ねねさん (@nene3san) 2019年1月15日
鳥肌が立った。嫌いな存在を徹底的に調べて、やっぱり好きになれなかったけどそれでも守りたいと言うその気持ちに打たれて読みながらめちゃくちゃ泣いてしまった。ここ最近読んだ中で一番心を打つ文章だった。そしてこの子めちゃくちゃ文才あって将来が楽しみだ
— ねねさん (@nene3san) 2019年1月15日
ゲジゲジに「こいつが益虫!?でもこわい!!!!!」と書いてたりいちいちかわいい。「蝶はキレイ、蛾はこわい。かたつむりは面白い、なめくじは気持ち悪い。どうして?」と自分との戦いを繰り広げているのもいい。
— ねねさん (@nene3san) 2019年1月15日
時間無い中バーッと読んだだけなのでぶっちゃけタイトルも間違ってるだろうし、いろいろ間違ってるかもしれないけどだいたいこんな感じの素晴らしすぎる自由研究でした。円山動物園でこちら含め他にもたくさん素敵な自由研究が展示されています。またじっくり時間かけて読みに行きたい。
— ねねさん (@nene3san) 2019年1月15日
ネットの反応
心底苦手なものに対して
「なぜ苦手なのか」
をきっちり理解しようとする姿勢がすごいですね。苦手な理由がわかれば、
妥協案が出せるかもしれないし、
別の一面では好きになれるかもしれない。大人だって
「嫌いだから嫌い」
で思考停止している人が少なくないのに。— 奥山歩@猫好きの解説屋 (@a_okusan) 2019年1月16日
どうぶつの森+のフータを思い起こします。
そして自分の感情と社会的利益という一見矛盾する二つを両方とも大切にしているあとがきが素晴らしかったです。
この気持ちを持ったまま大人になってほしいですね…— blizard_No1 (@MoonTail_Sun) 2019年1月15日
感動の余り 失礼します
このまま 真っ直ぐ 成長すれば
自分と 異なる 意見にも 耳を傾け
スケールの 大きな 考え方のできる
青年に なると 思いますこの子の 好奇心 探究心 こだわりを
興味深く 見守りこどもが のびのび 成長していく
コンテナーの 役割果たしている
大人の方の 存在が 窺えます— 河原省吾 Shogo Kawahara (@HUiixIAZRyCVXZ1) 2019年1月15日
最高っす……小学生の純粋な気持ち、長く保ったまま大きく育ってほしいですね。
遥か昔、洗面器に水張ってから登校、帰宅して夕飯済ませてからまんまるの氷を見に行くのが好きだった事を思い出しました。— あきらくん (@altmelon) 2019年1月15日
強すぎる感受性は生きるのに苦労するから、少し心配ですね
周りが「天才だ」とか持て囃す間に本人は擦りきれてボロボロになりそうで
幸福に生きるなら少し鈍感なくらいが楽ですからねぇ— きらびぃ (@qwjqwj314) 2019年1月15日
追記まで読んで、コミュニケーション能力の高い人というのはこういう子を言うんだろうなぁと思いました。
違いを理解し、嫌いを受け入れ、その上で自分はどう思うか、という思考の流れが見事です。
予定調和でないコミュニケーションは高度です。
周りの大人がよい大人で居てくれることを期待します。— popo (@popo86909107) 2019年1月16日