【LGBT】ニュージーランドで同性婚に賛成票を投じたモーリス・ウィリアムソン議員の演説が素晴らしいと話題に!
ニュージーランドでLGBTの同性婚に関して賛成票を投じた議員の演説が素晴らしいと話題になっています。
2013年にニュージーランドで同性婚を認める法案が出来たとき、賛成票を投じた1人のおじさん議員が議会で語った内容。
当時も世界中で賞賛されたスピーチ。知らない若い人に向けて。 pic.twitter.com/3acOEvHhKN— ブルドッグ (@Bulldog_noh8) 2017年11月25日
2013年にニュージーランドで同性婚を認める法案が出来たとき、賛成票を投じた1人のおじさん議員が議会で語った内容。
当時も世界中で賞賛されたスピーチ。知らない若い人に向けて。 pic.twitter.com/3acOEvHhKN— ブルドッグ (@Bulldog_noh8) 2017年11月25日
前段で、合理的でない反論やなクレームの数々を紹介した上で、「それでも反対派の多くは常識的な方だ」と述べ核心にせまっていた
↑このスピーチには前段があり、前段で彼は自分に向けられた非合理な反対意見や姑息なクレームの数々を紹介した上で、「それでも反対派の多くは常識的な方だ」と述べ核心に入っていく。
この演説を一流にしてるのはそこでしょうね。 pic.twitter.com/h0bzNu58Es— ブルドッグ (@Bulldog_noh8) 2017年11月25日
■和訳全文
私の有権者の中に聖職者がいます。
その聖職者が言うにはこの同性婚を認める法案が通ったその日から同性愛者たちによる猛攻撃が始まるそうです。ところが私にはそれがどんな猛攻撃なのかわからず戸惑っています。
例えば同性愛者たちが大挙してPakaranga Highwayを攻めてくるのか、それともガスか何が押し寄せてきて聖職者や私たちを閉じ込めてしまうのでしょうか。
他にもカトリックの聖職者に「同性愛という不自然なものを支援している」と言われました。その意見、すごく興味深くないですか?
だって、彼らは「一生独身で禁欲」の誓いを立てているんですよ?(それこそ不自然じゃないんですか?)
まぁ、私はそういうことしたことないのでよくわかりませんけど。また別の人には私は永遠に地獄の業火で焼かれると言われました。
でも、それは大きな間違いです。私は物理学の学位を持っています。自分の体重や体内水分率などを熱力学の方式に当てはめて計算してみました。もし5000度の火で焼かれた場合、私の体は2.1秒しかもちません。これを「永遠」とはとても言えません。養子縁組について酷い主張も聞きました。中には恥ずべき主張がありました。
私には3人の素晴らしい養子がいます。だから養子がいかに良いかを知っています。大半の反対意見は、一般の人、この法案が通ることで起こってしまうかもしれないことを心配している人たちです。そういった心配や考慮を私は尊重しています。
彼らは自分たちの家族などに降りかかるかもしれない「何か」を心配しているんです。繰り返し言わせてください。
今、私たちがやろうとしていることは「愛し合う二人に結婚を認めよう」としているだけです。たっだそれだけです。
外国に核戦争をしかけているわけではありません。農業を壊滅させるウイルスをバラ蒔こうとしているわけでもありません。私には「愛し合うカップルを結婚させてあげる」という法案の何が間違ったことなのかわかりません。もちろん自分とは違う人を好きになれないのはわかります。それはかまいません。でも、なぜ反対する人がいるのかわかりません。
この法案に反対する人に言っておきます。
この法案が採決されたからと言って
太陽は明日も昇ります。ティーンエイジャーの娘はそれでも、知った顔をして何でも反抗してきます。あなたの住宅ローンは増えたりしません。皮膚病にかかったり、布団の中にヒキガエルが現れたりしません。この法案が採決されても、世界は何ごともなかったかのように回り続けます。
だから、この法案で大騒ぎするのは止めましょう。
この法案が通ることは、影響がある人に取っては素晴らしいものです。でも、そうでない人に取っては人生は何も変わったりしません。
出典:nzlife.net
ネットの反応
ほんと素晴らしいスピーチです
でも法案は通ったとして、同姓愛者を見るみんなの目は変わったのでしょうか…?
私、「同姓愛者は気持ち悪い。なんで気持ち悪いと思っちゃいけないのか。嫌いなものを嫌いだと言っちゃだめなのか。」って言われて、なんて返せばいいかわからなかったことが……— ゆーり✈️ウェストファリア条約 (@YuuriDnk) 2017年11月25日
別に嫌いでもいいんですよ✋
でも個人の好き嫌いで相手に保障されるべき権利を認めないということは許されるべきではないですよね
自分の嫌いな食べ物をメニューにいれている店は営業を認めないといっているようなものです— ぶどwow (@budooooooo1222) 2017年11月25日
反対する人たちからの脅迫や罵倒を受けても、この議員さんはその人たちを批判していない。「異質なものを恐れる気持ちはわかる、反対する人たちは普通の人たちである」と言う。そこに胸を打たれる。そして「恐れるなかれ」で締めくくる。かっこいいです。
— mitsuko komuro/小室みつ子 (@miccorina) 2017年11月25日
ホモフォビアは有りです。嫌いなものは誰でも嫌いです。でも嫌いだからと言って差別や否定、言葉の暴力に晒し、同性愛を病気として治療しようとしたり消そうとしたりしていい理由にはなりません。お前の顔がムカつくから殴ったは通用しないのです。あなたは別の場所で異性を愛せば良い。それだけです。
— 花喰鳥γ-Sm@Growl_flower (@seminoprotein) 2017年11月25日