■その1

また、仮にギャラの安い仕事であっても、たくさん仕事をしていれば、いくらでもチャンスは巡ってきます。安い仕事だから、といって露出のチャンスを断っていたりすると、いつの間にか「作品数の少ない人」になり、評価が下がって仕事量が激減する可能性があります。

「安い仕事を断る」のであれば、その代わり「営業して高い仕事を取ってくる」もしくは「仕事が無くてもせっせと作品を作る」のどちらかを選択しましょう。

相談に来た人に「1日8時間は創作してますか?」と聞くと、「なぜ、仕事が無いのに創作しなければならないのですか」と不思議そうな顔をします。これに陥るプロは多いです。カネになろうがならなかろうが、とにかく創作することをやめない。これがクリエイターの基本姿勢と心得てください。

 

■その2

世間は残酷です。どんなに人気があったクリエイターでも「つまんない」と思われたらあっという間に人気はなくなっていきます。それならまだマシで、人気どころか仕事が激減すれば、生き死にの問題になってきます。クリエイターとして生き延びたければ、変わらねばなりません。

これは、必ずしも「世間に迎合しろ」ということではありません。あなたが好きなように変わっていい。変わらないよりは、変わった方が生き残れる可能性は上がります。どのように変わるか、はあなたが決めることです。どうせ責任はあなたが取るのですから、好きなように変わりましょう。

 

■その3

計画通りにできるか、守れるか守れないかは関係ありません。「今の自分の仕事の状況はこうで、将来的にはこうなるだろうから、こういう風に仕事をすすめよう。こういう風に営業しよう」と「考えることが重要」なのです。考えることで、現在の問題点が見えてくることも多いです。

逆に、考えたことがない人は、現在の問題点を把握していないことがしばしばです。

また、クリエイターが消える原因のいちばん大きなものは「お金」です。「お金がなくなる原因」でいちばん大きなものは、「仕事の計画性のなさ」です。いつ仕事をしたら、いつ入金があって、という計画は、クリエイターの生存にとって、もっとも大事なことなのです。

 

■その4

そこで、私は「なんで、すごい友だちがいっぱいいるのに、お金に換えないの?一緒に仕事すればいいじゃん」と言うのです。そこで、相談に来た人はみな驚いたような顔をします。「あんなすごい人と仕事するとか考えたことなかったです」と。

私に言わせれば、優秀な友だちやすごい友だちがいるなら、その人たちと仕事しないのは、損です。「友だちと仕事はしたくない」というなら、即刻別の「すごい仕事相手」を探すべきです。もしそれもできないなら、あなたは一生「いまいちの人」と仕事し続けることになり、消えていくことになるでしょう。

 

■その5

お金が好きな人は当然請求もしますし、働くことも好きなのです。

誰でも「お金の話」はしにくいものです。でも、プロでいたいのであれば、お金の話からは逃れられません。創作は好きだけれど、どうしてもお金の話ができないのであれば、アマチュアでいることをお勧めします。

プロだから偉い、アマチュアだから偉くないということは決してありません。プロでない素晴らしいクリエイターもたくさんいるのですから、お金の話がどうしても出来ない人は、胸を張ってその道を進んでください。

 

■その6

元気でやる気があるクリエイターさんのところには人が集まります。人が集まればお金も集まります。若い頃は多少やる気がなくても仕事が回ってきたかもしれませんが、年を取るとそうはいきません。元気のある、一緒にいて楽しい人のところに仕事が集まり、そうでない人の仕事は減ります。

元気、とか、やる気、は、人格に関わる部分でもあり、急には改善できない事柄です。しかし、やはり世間は冷酷です。クリエイターの都合など聞いちゃくれません。

思い当たる節があるクリエイターさんは、即刻、改善を試みた方がよろしいと思います。改善が難しいのであれば、他の長所を伸ばすなどの方法を試してみましょう。

 

■その7

今は昔と違い、様々な安価な発表方法があります。「作品はできたけど、発表方法がない」というのは、単なる甘えです。作品は発表しなければ業績になりません。どんなにヘタでも、みっともなくても、業績はないよりあったほうがマシなのです。

「みっともない作品など、発表しないほうがいい」という「すごい人たち」もいます。しかし、そういうスーパーマンと自分を一緒にすると、コトを誤ることが多いです。スーパーマンはそもそも作る作品がすごく、作品数も多く、業績もあって、人脈もある。そんな人と自分を一緒にするのは危険です。

今、あなたが、素晴らしい作品を作ることができないのであれば、恥を忍んででも、「駄作」を発表するべきです。

繰り返しますが、世間は冷たいです。作品を発表しないクリエイターなど、死んだも同然。クリエイターは作品を発表することによって「俺は生きているぞ!作品を作っているぞ!!」と世間に叫ぶことができるのです。それがたとえ、かつての作品より劣ったものであっても、それが今のあなたの姿なのです。

そして、作品を作り続けて、発表を続けていれば、必ず事態は改善されるはずです。

 

●ネットの反応
創作者本人がこれらの範囲に苦手分野がある場合、ブレーンだったりマネージャーだったり経理だったり編集だったり、信頼できる人のフォローを受けて上手くやってる人もいますね。人を見る目が(運でも)ないと稀によく裏切られて金づるにされたりするけどw

そもそも経営がちゃんと成り立ってる企業なんてのは、企画部から制作部、営業部に経理部、経営管理から事業開発までまで全て当たり前の水準で揃ってるから回っているわけで、クリエイターがピンでやってくには、それを要するに小規模とはいえ1人でやらなあかん、てことだよね。まあ、一つくらい苦手でも何とかなるかもだが、やっぱり全てそつなくこなす所に、継続的な仕事は来るんだよなあ。

「そもそも作品の質が水準以下」「自分の好きなものは作れても、他者からの要求に応える力や柔軟性に欠ける」あたりも加えてほしいですね。そこそこできる人なのにあまりぱっとしない場合は、まとめで挙げられているような理由があることが多いとは思います。

これってクリエイターに限った話じゃないんだよ。営業力とプレゼン能力がないと、どんなにいい仕事してもマネタイズできない。

クリエイターに限らず自営業全般に言えることだなと思った。 そしてどんな自営業でも経理を甘く見る奴は死ぬ。現預金の管理とせめて3ケ月先までくらいの資金繰り考えられない人間は独立したら死ぬ。

業界から消えた側だけど、確かに作品数っていうか努力は足りないのかもしれないけど、その努力の方向性がわからない、みたいな問題もあったりして難しい

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